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 1/12スケール 坂下好恵(フルスクラッチ) 製作記 その1
■2005年10月15日(土)
 フルスクラッチ第2弾はToHeartで理緒ちゃんの次に好きなヒロイン(本当は脇役ですけど)である坂下さんに決定。
 そんなわけで、早速粘土細工にとりかかります。第1弾の理緒ちゃんで悪戦苦闘した経験が生きて、今回は最初からそこそこ良い感じに作ることが出来ました。まあ、あくまで初心者にしてはの話ですけど。上半身と下半身のつながり方が真っ直ぐ過ぎで、ポーズに今ひとつ緊張感が無いので、腰のあたりでひねりというか反りが欲しいですね。

 同時進行の理緒ちゃんと並べて撮影。坂下さん、でけー。上の写真と比べると、正面から見たこちらのアングルの方が良い感じに見えますね。

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■2005年10月16日(日)
 理緒ちゃんと並べて撮影。
 微修正したところで、焼いて硬化させました。慎重に焼いたつもりでしたが、つま先を少し焦がしてしまいました。なかなか加減が難しいです。完成時もこの配置とアングルをメインにするつもりですが、坂下さんの方は見ていてどうもしっくりこないです。空手少女という設定だけに、武術家らしい緊張感のあるポーズと、スポーツウーマンらしいばいーんっと格好良く張ったバストとヒップが欲しいのですが、今の私の技術でどこまで表現できるかな。
 

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■2008年5月3日(土)
 理緒ちゃんと同じく、2年7ヶ月ぶりに製作再開。フィギュアを入れていた箱を落としてしまい、首が折れてしまいました。スカルピーを再び盛り付ける前に徹底的に削り込んで、なかなか良い感じ…と思いきや、サイズがややオーバースケールなのに気がつきました。オレ設定で坂下さんの身長は168cm。1/12スケールなのでこのフィギュアの身長は14cmとなるわけですが、完全に14cmを超えてしまっています。この後で頭に髪の毛を盛る分を考えるとさらに身長は伸びてしまうわけで、同時進行の理緒ちゃんとスケールを合わせるには所々間引いて背を低くする必要があります。
 この段階での造形を気に入っているので、あちこち切断してバランスを崩すのはとても悲しいです。この際縮尺の件は無視して作り続けようかとも思いましたが、やはり理緒ちゃんと並べて置くことを優先してノコを入れることにしました。最初の粘土細工の段階でもっと注意深く作っておくべきでしたね(泣)。

 そんなわけで、泣く泣くエッチングノコで胴と膝を切断して身長を短縮しました。何かもう一気に野暮ったくなりましたな。トホホ。
 最初は胴部分だけを間引くつもりだったのですが、実際にやってみると胴が短すぎて格好悪いので、結局膝の辺りで脚も短縮することに。脚を開いて立っていることや後で髪の毛を盛る分を考慮して、14cmよりも4mmほど低くしてあります。
 せっかく良い感じに作れていたのに大改修になっちゃったなあ。まあ嘆いていても仕方がないので、ここから再び盛って削って良い感じに仕上がるようがんばっていきましょう。 

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■2008年10月1日(水)
 しんちゅう線を挿したすき間を埋めて、裸体状態最後の削りこみ。強引に身長を縮めただけにどうなることかと思いましたが、予想していたほどのひどい惨状にはならず、そこそこまとまった造型に落ち着きました。良かった良かった。まだ色々といじりたいのですが、ともかくも完成させることを優先して次回からは衣服を盛っていこうと思います。顔もずっとのっぺらぼうのままなので、こちらもそろそろ手を付けたいですね。

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